薬物乱用防止出前授業 明徳小学校

2月 6 日 明徳小学校 薬物乱用防止の出前授業6年生3クラス約100人に対し出前授業をさせていただきました。保護司、京都府薬務課副課長を加えた 11名が参加し、下記3回の授業を実施しました。
9:45~10:30 6年2組
10:50~11:35 6年1組
11:40~12:25 6年3組
当日は京都府薬務課からお借りした薬物の見本サンプルを持って行きました。
左京区保護司、椹木先生に「薬の正しい使い方、役に立たない薬物の話の授業をしていただき、その後、生徒にパワーポイントで学習をした内容について発表してもらった。
事前打ち合わせで、担任の先生と授業内容についての話し合い、青少年の薬物被害が友達や仲間から誘われて使用するケースが多いという警察の発表を受け、出前授業では薬物をすすめられた時の断り方を学ぶロールプレイを導入することを決定。友達や先輩から誘われるというロールプレイを通して、薬物に近づかない、使わないためにすべての生徒に対しきっぱりと声を出して断る練習をした。

 

初めに、保護司二人が前に出て、誘う役、断る役を演じた。全生徒、保護司を6グループに分け断る言葉を考えてもらい、保護司が薬物を誘う役を演じ、すべての生徒が声を出して断るロールプレイを行なった。最後に全生徒から今回の授業で学んだことを発表してもらった。
薬物乱用防止出前授業が10年ほど前から日本のすべての小学校中学校で実施されているが薬物事犯の推移ついて下の3つを読みあげ、生徒の意見を聞いた。
・薬物の犯罪が減った
・以前と変わらない
・薬物の犯罪が増えている
結果:以外にも「薬物の犯罪が増えている」と答えた生徒が圧倒的であった。(90%以上)
最後に、「薬物依存症は病気です」の2分ビデオをPTAのお母さん方と一緒に見てもらい薬物に手を出すことは犯罪ではあるが、依存症になっても病院へ行って治療をすれば生活はできる。
これからの長い人生で、いろんなことが起こると思うが、どんなことが起ころうとも自暴自棄にならず、もう手遅れと諦めずに、信頼するひとに相談してください。自分を大切にしてください。ということを伝えて授業を締めくくった。

文責:上野修 犯罪予防部会長
写真:川見善孝 犯罪予防部会理事、他