令和6年度高野中学校薬物乱用防止啓発授業

令和7年3月10日(月)11時45分〜12時35分
京都市立高野中学校3年生78名に対して
左京区保護司会、左京区薬剤師会との共催事業として薬物乱用防止啓発授業を実施させていた
だきました。
当日の薬物に関する授業は、上野校長先生の挨拶・天谷教頭先生による授業の説明に引き続
き左京区保護司であり、左京区薬剤師会会長の  藤田洋司先生による「薬物に関する授業」を視聴いただきました。

先生方の模範演技に対して生徒たちの反応はよく、各教室で大きな笑い声が起こったり
ロールプレイでは各々が真剣に考えたことばで大きな声を出して断る練習をするなど真剣に取り組んでいただき大変良かったと思います。薬剤師の藤田先生には、今回薬物のテキストをオリジナルで作成していただき、事前にサポートセンターで収録したビデオを各教室での授業で放映しました。
高野中学校の先生方は1月24日にロールプレイの模範演技・校長先生のご挨拶、教頭先生による授業進行役をはじめとし、三年生の先生方にはロールプレイ収録にご協力いただきました。

ご協力ありがとうございました。

 

企画・調整:鞍谷秀郎副会長
薬物授業:藤田洋司 左京区薬剤師会会長 左京区保護司会理事
ビデオ撮影・編集:加納正博 左京区保護司会犯罪予防部会長

 

令和6年度年洛北中学校薬物乱用防止啓発授業

令和7年2月14日(金)11時45分〜12時35分
京都市立洛北中学校3年生278名に対して
左京区保護司会、左京区薬剤師会、左京区薬物乱用防止指導員協議会との
共催事業として薬物乱用防止啓発授業を実施させていただきました。
薬物に関する授業は、左京区薬剤師会「洛陽病院  薬剤師  中嶋先生」による
授業を事前に収録したビデオからスタートしました。

本年度は一階の理科室からZOOMでの配信、3年生学年主任の先生による授業の開始のお話に続いて、主催者を代表して左京区保護司会上野会長が挨拶を述べさせていただきました。
近年は、身近の人や知人からの誘いで薬物に手を出ししまったとのケースが報告されています。
三年生の先生たちが事前に身近の人や知人から生徒を誘うロールプレイの模範演技を収録。
各教室で模範演技を放映されました。
生徒たちは、先生が演じる見本を見て自分らしく断るテキストを考え、誘う役、断る役を交互に演じました。断ることが苦手な人もいる中で、練習とはいえ、巧みな誘いにたいして、大きな声を出してキッパリ断る練習をしていただけたことは大変良かったと思います。

撮影:加納正博   犯罪予防部会長

新年研修会開催

令和7年新年研修会を1月27日に「ホテル本能寺」で開催しました。本年は演題「子ども食堂から学ぶ」として講師に左京区保護司会保護司の小林光長先生、サポート講師に大脇晋太郎先生をお迎えし、こどもたちの ゛安らげる居場所づくり゛についてお話しいただきました。
小林先生は左京区養正学区ないで「てらこや子ども食堂」を主催しておられ、スタッフも学生さんや社会人を中心に構成されているとのことです。普段は夜に子どもたちと食事、学習支援などをされ、子どもたちが悩みを打ち明けてくれることもあるとのことでした。

 

このような取り組みを継続して進めて信頼できる人間関係を強め、今後も頑張りたい、とお話しされました。サポート講師の大脇先生は社会人で叡山電車の運転士とのことでしたが「てらこや子ども食堂で知りあった子どもが電車を運転している私を見つけ、手を振ってくれることがあるんですよ」と話された時は、拝聴する保護司一同ほのぼのとした気持ちになり、良いご講演を聴かせていただきました。

写真:島津 昌子先生
文責:繁田 彰先生

更生保護施工75周年記念 京都府更生保護大会

更生保護施工75周年記念 京都府更生保護大会
令和6年10月29日 京都テルサホール

12時20分〜 記念講演会に続き顕彰式典が開催されました。
左京区保護司会から

石塚実先生 隠塚功先生が法務大臣表彰を受賞されるなど

長年の更生保護活動に対し表彰状が授与されました。

また、長年に渡り左京区保護司会活動に対し援助をしていただいています
公益財団法人 京遊連社会福祉基金に対し、
”社会を明るくする運動”京都府推進員会委員長感謝状がが授与されました。

令和6年度施設参観と社会見学会の実施

1 日時 令和6年10月29日
2 場所 京都府立淇陽学校と日吉ダム
3 参加者 左京区保護司会   鞍谷副会長以下  保護司17名
4 左京区保護司会では令和6年度の施設参観と社会見学会を10月29日に実施しました。

午前中は京都府立淇陽学校で大辻学校長から施設や入所児童などの説明を受け校内見学をさせていただきましたが、子ども達への生活支援、状況に応じた学習支援、心理サポートの取り組みなど職員一丸で推進されていることを感じました。

 

昼食後、午後からは日吉ダムに移動して淀川水系総合開発の一環として建設されたダムを見学し、治水を含めた水資源開発から完成までを勉強しました。
今回の施設参観と社会見学は本当に有意義な一日で保護司個々の見識を大いに高めたものでありました。

 

写真;柴田 敬子
文責:繁田 彰

第74回社会を明るくする運動左京区作文コンテスト審査会

日 時:9月7日(土) 10:00~15:00
場 所:元新洞小学校1階会議室

今年度は左京区内の市立小学校20校の内19校、市立中学校8校の内8校の合計27校から、1651作品(小学生1028作品、中学生623作品)の応募をいただきました。
土曜日の審査会にも関わらず、森元  正純左京区長、渕上  康幸 京都少年鑑別所 所長をはじめ、各種団体の先生方、保護司の先生方が参加してくださいました。

午前小学校の部18名・午後中学校の部19名で厳正な審査を行いました。審査の結果、小学校10作品、中学校6作品を入賞とさせていただきました。

各種団体審査員:(順不同・敬称略)
森元 正純 左京区長
渕上 康幸 京都少年鑑別所 所長
木俣 紀子 左京区社会福祉協議会事務局長
島田 英嗣 京都東ライオンズクラブ 会長
鞍谷 秀郎 左京更生保護協会 副会長
京都府川端警察署(後日審査)
京都府下鴨警察署(後日審査)
宇田川 英子 左京北地区更生保護女性会 会長
山川 美枝子 左京南地区更生保護女性会 副会長
左京区BBS会 野平  ひかり、足立  知佳、永目  朔哉
上野  修  左京区薬物乱用防止指導員協議会 会長

保護司審査員:(順不同・敬称略)
上野 修   椹木 稔   鞍谷 秀郎
柴田  敬子 加納  正博 堀口  廣
森脇  須巳    梶田  大介 中島  正裕
三品  美紀 柴田  基慶 山中  牧子 島津  昌子

作文を期日までに集めていただきました学校担当保護司の先生をはじめとする関係者の皆様方に対し、深く御礼申し上げます。BBS会の皆様には入選作文のデジタル化をお願いし、快く引き受けていただきました。感謝!!

左京区作文コンテスト表彰式は
令和5年11月30日午後1時30分〜15時30左京区役所で開催いたします。

審査会担当:椹木  稔  副会長  加納  正博  犯罪予防部会部会長
BBS会 野平  ひかり、足立  知佳、永目  朔哉

第74回社会を明るくする運動左京区公開講演会

日時:8月4日 13:30〜15:30
会場:左京区役所一階大会議室
演題:「児童養護施設の子どもたちと出会って」
講師: 井上新二先生  (社会福祉法⼈カトリック京都司教区 カリタス会理事長)
左京区公開講演会では、児童養護施設京都聖嬰会 前施設長の井上新二氏を講師にお招きして、
「児童養護施設の子どもたちと出会って」というテーマでご講演をいただきました。

講演会に先立ち
京都保護観察所藤⽥ 博所⻑様から、社会を明るくする運動左京区医推進委員長
森元 正純左京区長に内閣総理⼤⾂からのメッセージの伝達が行われました。

講演会では、先生が普段子どもたちに接しておられる話し方:声を荒げることなく、穏やかで、ゆっくり、分かりやすい言葉で講演をしていただきました。

両親の加護を受けることができず児童養護施設に入所している子どもたち。誰一人置き去りにしないために過去から未来に子どもたちに寄り添う。
過去:子どもの歩んできた道筋に寄り添う。生い立ちに寄り添う。
現在:子ども自身の現状と課題に寄り添う。
将来:子どもの将来に寄り添う。
児童養護施設の子どもたちに寄り添い、子どもたちの思いと願いを知り、それぞれの子どもたちに対して取組を行っていくことの大切さを学びました。
当日は猛暑にも関わらず90名もの参加者(保護司23名含)があり井上先生のお言葉を最後まで熱心に聞いておられました。

当日参加頂いた来賓者・主催者

講演会は上記YouTubeから視聴できます。

コロナの11波と言われる中の講演会でしたので、検温、消毒、マスク着用をお願いして入場いただきました。
左京区更生保護女性会・左京区BBS会の皆様には会場設営、受付、誘導など大変お世話になりました。

ビデオ:加納正博 犯罪予防部会長
写真:岩渕 信明 左京区保護司
文責:椹木 稔  左京区保護司会副会長

 

第74回「社会を明るくする運動」3地区合同ミニ講演会

日時:令和6年7月26日(金) 19:00~20:20
会場:元新洞小学校 1階 第2会議室
講題:「学校は社会の縮図」~“しんどさ”を抱えながらも子どもは頑張っている~
講師:澤田清人氏(京都光華中学校・高等学校校長/保護司)

今回は、新洞・川東、岡崎、吉田・聖護院の3地区合同でのミニ講演会としました。
講師に京都光華中学校・高等学校校長であり、左京区保護司でもある澤田清人氏をお迎えし、「学校は社会の縮図」~“しんどさ”を抱えながらも子どもは頑張っている~と題してご講演いただきました。

【講師略歴】
1984年 京都市立中学校に新規採用される。
1987年頃「同和教育」と出会ったことで教育観が大きく変わり、「人権劇」の創作と上演の活動を始める。
2010年より京都市立花山中学校、向島中学校、二条中学校の各校校長を勤める。
2021年より京都市教育委員会教員養成支援室 専門主事に就任。
2023年より京都光華中学校・高等学校校長に就任(現職)
<著書>
「明日の教室」(共著)ぎょうせい
「学校で学びたい日本の偉人」(共著)育鵬社
「中学道徳」教科書『明日を生きる』(著作者一員)日本文教出版
「子どもたちのために教師ができること」育鵬社
<その他>
2004年12月NHK教育TV「わくわく授業」
2005年2月NHK総合TV「にんげんドキュメント」に出演。
※内容はともに「人権劇」の創作活動を通しての集団作りや人権問題に関するもの。

【内容】
はじめに1枚の写真が映し出されました。それは澤田氏が赴任した年に入学した生徒たちが卒業して成人式の夜、初めての同窓会での写真でした。厳しい家庭環境のなかで暮らす“しんどい学年”であり、圧倒的に大学生の数が少ないといいます。それでも明るい笑顔で写る卒業生たちに逞しく生きてほしいとの澤田氏の願いが感じられました。

次に教育実践の裏側での事例をお話いただきました。
事例1-児童虐待(性的虐待)
事例2-保護者の薬物依存(逮捕歴有)
事例3-校長1年目のこと

最後に動画が上映されました。

詳しくはこちらから

参加者総計40名
地域幹事:信ヶ原雅文 梶田大介 鈴木美智子
文責:鈴木美智子

第74回養正養徳学区社会を明るくする運動ミニ集会

日時:令和6年 7月21日 (日曜日)
時間:13:30~15:00
場所:無礙光院 高野清水町65番地
テーマ:「地域ボランティアに関わる人の心の健康を考える」座談会

私達、地域ボランティアに携わるひとは要支援者の人権や保護について研修等で学ぶ機会は多いですが、自らの心のしんどさについて解消する手立ては各自で探らなければならない様に思います。そこで心の健康を考えるというテーマで座談会にして参加者の皆さんに多忙な中での活動で生じた苦労話や心の持ち方などをお話しして頂きました。
 まず企画立案者が自分のボランティア活動の悩みを発言。家事や仕事が多忙になるにつれて活動する気力がでない、会合に出席したいが体調不良になってしまう。過去の支援対象者との関係で失敗した記憶が辛く活動を続ける自信が無い等々。
 この様な状態は支援者の病とも言われる「燃え尽き症候群」の諸症状に当てはまるのだと知り、参考のため参加者に資料を作り配布させてもらいました。
 その後は席順に参加者全員に発言頂きました。複数の方から自分と要支援者との関係においては線引きが必要であるとの発言があり資料の記述とも合致してしていて納得し、「焦らない」「無理をしない」という心がけも自身の心の健康を守るのに大切だと教えて頂けました。
 また予期せず大きな役職に就いてしまい責任が重いと正直な思いを話してくださった方、会長職を兼任しながら会議や人との関わり自体を楽しんでいる方など、皆さん各々に語って下さいました。ベテランの方は長く続けていくための秘訣をお持ちなのだと思いました。
 講師無しのミニ集会は初めての試みでしたが参加者の皆さんの言葉には温かみがあり、地域を良くしよう、人の役に立ちたいという気持ちが感じられ、改めて良き地域、良き人に恵まれていると感じました。
文責:阪口美幸
参加者 敬称略
浅井吉弘 養正市政協力委員連絡協議会会長
冨田光代 下鴨少年補導委員会養徳支部長
上野修  左京保護司会会長
木村辰男 養正保護司会
柴田基慶 同上
千葉明  同上
藤田洋司 養徳保護司会
阪口美幸 同上
宇田川英子 更生保護女性会会長
平真順   養正更生保護女性会
渡邉正子  前更生保護女性会会長
渡邊公美  元更生保護女性会会長
大原美智子 更生保護女性会