【三重ダルク】施設参観 2019年11月18日【月】
秋晴れのもと保護司23名、更正保護女性会8名
合計31名が三重県津市の【三重ダルク】施設参観に参加。
はじめに館内でのグループミーティングの様子を見学。施設利用の男性たちが輪になって自分の思いを発表する様子を参観。
一人の男性は、親からの虐待を小さい頃からうけ、どうせ自分など何もできないと自信を喪失。更にお前など生まれなければ良かったと言われるなかで、自分は生きている値打ちがあるのかとの思いを持つようになった。
そんな中、薬物に走るがダルクにきて初めて自分の思いをわかってくれる人たちに出会う。
辛いのは自分だけではないとわかり生きていこうと思った。
など、各人が薬物に関わったきっかけを話すなかで自分を振り返っていた。
その後、バスでダルク所有のライブハウスに移動。
市川所長から 映像を通し三重ダルクの成り立ちや活動内容を聞く。
自分の思いを言葉にして表現しにくい人も、この舞台の上なら音楽を通して自分の情熱を表現できることがある。
この場所は、会話の中では表さないその人の本音が飛び出すので貴重な場所であるとのこと。
今回は研修時間が短く、もっと多くの時間を確保すれば良かったと少し残念な思いがした。
三重ダルクでは通所者が営むお弁当屋があるという。もし機会があればそのお弁当をいただきながら更に多くの活動の場を見せてもらいたいと思った。
昼食の後
社会見学として、浄土宗高田山専修寺を拝観し興味深い説明をお聞きした。
文責:柴田敬子
写真:柴田敬子・上野修