日時:令和5年7月10日(月)10:10~12:00
場所:京都市立上高野小学校ふれあいサロン
主催:叡麓地区保護司会、上高野地区更生保護女性会
参加者:保護司3名、更生保護女性会10名、上高野社会福祉協議会1名。
目的:
誰もが「孤立」を抱える社会のなかで、弱者ほど生きづらい世の中になってきました。犯罪の原因の多くは孤立だと言われており、それはその人を孤立させている地域の問題でもあります。そこで、私たちは改めて「更生保護」の活動を見直し、私たちが地域に求められていることは何かといった問題意識を共有するとともに、新しい保護司さんとの交流を深め、まずは私たち自身が顔の見える関係性を構築することを目的とします。
内容:
・挨拶 牛江保護司
・自己紹介
・更生保護の現状/再犯防止推進法案の背景
犯罪数→ピーク時の1/4、うち再犯者の割合50%、どうして再犯するのか(犯罪の傾向)、
更生保護法令和4年改正→地域住民参加促進、指導から寄添いへ
・話合いーケース検討を通して
生きづらさを抱える少女を題材に、地域でできることを検討した。また近年のニュースなどか
ら感じることを話し合った。「私がその立場だったら、犯罪をしていたかも知れない」「犯罪
に至るまで、もっともっと子どもの時分に地域でできることがあった」との意見が出た。世間
には、犯罪者は排除される存在であって、その人に寄添って考える人はほとんど居ない。
だからこそ私たちの存在は貴重なのだと共有した。
文責:北川美里 左京区保護司会 協力組織部 部会長