第74回「社会を明るくする運動」3地区合同ミニ講演会

日時:令和6年7月26日(金) 19:00~20:20
会場:元新洞小学校 1階 第2会議室
講題:「学校は社会の縮図」~“しんどさ”を抱えながらも子どもは頑張っている~
講師:澤田清人氏(京都光華中学校・高等学校校長/保護司)

今回は、新洞・川東、岡崎、吉田・聖護院の3地区合同でのミニ講演会としました。
講師に京都光華中学校・高等学校校長であり、左京区保護司でもある澤田清人氏をお迎えし、「学校は社会の縮図」~“しんどさ”を抱えながらも子どもは頑張っている~と題してご講演いただきました。

【講師略歴】
1984年 京都市立中学校に新規採用される。
1987年頃「同和教育」と出会ったことで教育観が大きく変わり、「人権劇」の創作と上演の活動を始める。
2010年より京都市立花山中学校、向島中学校、二条中学校の各校校長を勤める。
2021年より京都市教育委員会教員養成支援室 専門主事に就任。
2023年より京都光華中学校・高等学校校長に就任(現職)
<著書>
「明日の教室」(共著)ぎょうせい
「学校で学びたい日本の偉人」(共著)育鵬社
「中学道徳」教科書『明日を生きる』(著作者一員)日本文教出版
「子どもたちのために教師ができること」育鵬社
<その他>
2004年12月NHK教育TV「わくわく授業」
2005年2月NHK総合TV「にんげんドキュメント」に出演。
※内容はともに「人権劇」の創作活動を通しての集団作りや人権問題に関するもの。

【内容】
はじめに1枚の写真が映し出されました。それは澤田氏が赴任した年に入学した生徒たちが卒業して成人式の夜、初めての同窓会での写真でした。厳しい家庭環境のなかで暮らす“しんどい学年”であり、圧倒的に大学生の数が少ないといいます。それでも明るい笑顔で写る卒業生たちに逞しく生きてほしいとの澤田氏の願いが感じられました。

次に教育実践の裏側での事例をお話いただきました。
事例1-児童虐待(性的虐待)
事例2-保護者の薬物依存(逮捕歴有)
事例3-校長1年目のこと

最後に動画が上映されました。

詳しくはこちらから

参加者総計40名
地域幹事:信ヶ原雅文 梶田大介 鈴木美智子
文責:鈴木美智子