第74回 「社会を明るくする運動」岩倉地域3学区合同ミニ集会開催

日時:令和6年7月6日(木)10時00分~11時30分
場所: 岩倉地域交流センター会議室
講師: 信ヶ原雅文(しがはら まさふみ)先生
演題:宗教活動と福祉活動を通して「寄り添うこととは」
檀王法林寺住職・左京区保護司の信ケ原雅文氏を講師にお招きし「寄り添い」をキーワードにして、檀王法林寺が行ってきた福祉活動についてお話していただいた。

興味深かったのは、夜間保育のお話。
地域で夜のお仕事をする人が多く、夜、子どもを預かって欲しいという地域の要望に応えて、昭和27年に、檀王保育園の園長宅で子どもを預かり、昭和30年に京都市の支援が始まり、昭和31年に京都市が夜間保育園を認可し、昭和56年に府が認可するまで、長い時間がかかりました。全国に先駆けて、地域の保護者の願いに寄り添い夜間保育を始められたことは素晴らしいことだと思います。京都市の社会福祉活動における素晴らしい財産だと思いました。

檀王法林寺が様々な活動の多さとそれぞれの活動が、地域の方の願いに寄り添ってきたことに驚きました。このような活動ができているのは、檀王法林事寺を開創された袋中上人以来、ずっと大切にされていた寄り添いの理念が脈々と受け継がれてきたからだとわかりました。
ご講演を聞かせていただいた人は、どのような寄り添い活動ができるのか、考え、実践していくことで、社会を少しでも生きやすい社会にし ていくことが求められているのだと思いました。

当日は、岩倉3学区から60名の参加がありました。
当日の講演はYouTubeで視聴いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=eZK-rFEmg8Q

当日の参加いただきました団体役員の方々
参加保護司・更生保護女性会

司会:大西繁雄
ビデオ撮影・編集 : 加納正博
写真・文責:椹木稔