左京区社会を明るくする運動推進委員会は
7月29日(水)13:00〜14:30分
第70回社会を明るくする運動ZOOMオンライン左京区公開講演会を開催した。
12:20 参加者の皆さまへ招待メールを一斉配信。
12:55 入場締め切り。
13:00~開会
・司会進行 左京区役所大会議室から
・社会を明るくする運動左京区推進委員長ご挨拶 池内正貢区長 左京区長室から
京都保護観察所 横地環所長ご挨拶 京都保護観察所から
13:10~講演
・講演 精神科医 定本ゆきこ先生 区役所2階会議室から
・演題:大人が変われば子どもが変わる
14:10
・質疑応答
北白川小学校ふれあいサロン、オーストラリア、北海道旭川からのお話を聞いた。
14:25
・閉会の辞 左京区保護司会 風間隨成会長 区役所大会議室から
14:30 閉会
ZOOMオンライン公開講演会は、多くのオンライン参加者68名に加え、
パブリックビューイング会場/4o人 合計108名
:左京区役所大会議室・北白川小学校ふれあいサロン・舞鶴地区更生保護サポートセンターを繋いで開催。
※個人情報保護として今回は招待メールをBccで送信。
コロナ禍の中、三密を避けると言う意味合いから
池内区長は区長室から、横地京都保護観察所長は保護観察所から参加いただいた。
定本ゆきこ先生のご講演では少年鑑別においての多くの実績に基づいた発達障害のこども達や家族についての考察についてお話をいただいた。
発達障害だけで非行化するわけではない。不器用で生きにくさを抱えている子ども
少年をよく理解することが正しい支援につながる。
非行少年の中には発達障害を有する事例が少なくない。障害特性ゆえの生きにくさと非行との関係を理解することが重要である。子どもの良好な発達を促し、二次障害を予防するのは生活と関係性における良好な循環である。家族の支援も重要である。決して責めず、寄り添う姿勢が求められる。
非行は、いくつかの原因が複合的に重なり合って発生する。(生育歴、環境、資質)
社会の抱える問題を反映している。「少年非行は、社会の歪みをそのまま映し出す鏡である。」非行行動の改善のためには、環境面、心理面、資質面への理解と多面的なアプローチが必要である。支援には、思春期青年期の発達段階の理解が求められる。
など、研ぎ澄まされた言葉ではありながら、同時に私たちにとって大変分かりやすいご講演をいただいた。
左京区役所大会議室、北白川小学校パブリックビューイングでは、換気の為、窓を全開し、消毒液、マスクの準備、参加者の体調を聞いていただくなど、左京北地区更生保護女性会の皆様方に協力をお願いした。
社会を明るくする運動左京区推進委員会は2020年2月、講演を定本ゆきこ先生に打診。池内正貢左京区長、横地環京都保護観察所長、風間隨成左京区保護司会会長のスケジュール、左京区役所大会議室の空きを確認して講演会日時を7月29日に決定。
5月20日コロナ問題で公開講演会実施の先行きが見えなくなり、3密を避ける意味でオンライン講演会を模索。
5月29日コロナ禍の中における本年度の公開講演会をZOOMを使ったオンラインで開催したいと定本ゆきこ先生、横地環京都保護観察所長、池内正貢左京区長、にお伺いをしたところ皆さんから快諾をいただき実施することを決定。
1ヶ月前の6月29日に模擬練習会を開催するなど、講演会に向けて色々と試行錯誤をして本番を迎えた。
写真:川見善孝・伊藤恵子
文責:上野 修