今回の「京都府保護司会連合会特別研修会」は、コロナ禍により個人が自宅で視聴参加できるZOOMオンライン端末による開催となりました。加えて、京都府下22地区の保護司会がパブリック会場を設営し、ここでも視聴ができるといった二択方式が採用されました。
左京区保護司会オンライン参加者21名
パブリックビューイング参加者8名
これが実現に至ったのは、左京区保護司会のZOOM会議試行に始まり、岩倉ミニ集会と第70回「社会を明るくする運動」左京区公開講演会をZOOMオンラインで開催したことによるものです。今後コロナ禍が終息したとしても開催方法の一つとして大きな画期になったといえるでしょう。
さて、山本美也子先生のご講演ですが、事故(事件)現場⇒遺体確認⇒マスコミ⇒誹謗中傷⇒裁判⇒…、経験しなくてもよい人生を歩まざるを得なくなったにも拘わらず、気丈にお話しされている姿に涙をこらえることができませんでした。
保護司は加害者に寄り添うというスタンスですが、対極にいる被害者の心情をどれだけ感じとれているのでしょうか? “加害は一瞬、被害は一生”という標語がありますが、私自身の戒めとして心に刻み、新たな座右の銘にしています。
文責:総務部長 堀内寛昭
写真:村上ますみ、伊藤恵子