第72回「社会を明るくする運動」岩倉ミニ集会

左京区岩倉地区保護司会
左京北地区岩倉更生保護女性会 共催
第72回「社会を明るくする運動」岩倉ミニ集会

日時:令和4年7月14日(木)13時30分~15時00分
場所:  岩倉地域交流センター会議室
講師:京都少年鑑別所 統括専門官 木戸卓二 様(観護担当)
京都少年鑑別所 地域非行防止調整官  明星佳世子様(心理担当)
内容:
1.司会進行 椹木 稔先生  開会挨拶    天鷲忠勇先生

2.京都少年鑑別所の概要:
明星佳世子様から少年鑑別所についての紹介があった。
少年鑑別所とは、法務省の施設で各都道府県に置かれている。
家庭裁判所の決定により、専門家による調査等の必要な非行少年等が入所する。続いて具体的な業務についてお話しいただいた。
◎鑑別:医学、心理学、教育学、社会学などの専門的知識等に基づき、対象者の非行等に
影響した問題となる事情を解明し処遇方針を示す。
◎観護:鑑別以外のすべて、情操の保護に配慮し特性に応じた働きかけを行い健全育成に努める。
◎地域援助(法務少年支援センター)非行犯罪の防止に関して一般や関係機関団体の依頼に応じ様々な活動を行う。

3.近年の少年鑑別所の状況:木戸卓二様
事前に提出させていただいた質問に答えていただく研修会を実施。
質問:
・複数回に渡って補導され、少年鑑別所に収容される少年少女は、なぜ何度も非行行動を繰り返すのか。
・再犯者の傾向
・少年対応心掛けていることについて
・収容後の様子

4.感想
少年鑑別所に収容された少年少女は、なぜ何度も非行行動を繰り返すのか?京都少年鑑別所の先生より、非行行動の原因や親・友人・同級生・学校や地域などとの関わりについてお話しいただいたことを参考にして、今後対象者との面接の参考にしていきたいと思うものでした。
研修会終了後、3人の出席者から質問があり、それぞれの質問に対して丁寧に応答いただいた。
質疑応答含めて1時間20分

 

5.閉会挨拶:
伊佐三千子様(岩倉地区更生保護女性会会長)

研修会開催に際しまして、
参加者への消毒・検温・連絡先確認・マスク着用コロナ対策として細心の注意で臨みました。

参加者:自治連合会・社会福祉協議会・自主防災会・更生保護女性会・女性会
・少年補導委員会・民生委員・市会議員・保護司 参加者合計44名(保護司7名含)
参加保護司:天鷲忠勇、上野 修、岩渕信明、柴田敬子、
椹木 稔、加納正博、大西繁雄(順不同・敬称略)

地域幹事:天鷲忠勇
記録:加納正博 写真:上野 修
文責:大西繁雄 左京区保護司会理事