72回社会を明るくする運動左京区作文コンテスト審査会

日 時:9月10日 10:00~14:00
場 所:更生保護サポートセンター
今年度は左京区小学校20校のうち17校(709作品)市立中学校8校の内8校
(248作品)合計957作品の応募をいただきました。
週末の審査会にも関わらず、各種団体の先生方、保護司の先生方が参加してくださり
真剣な審査を実施することができました。
審査の結果、小学校10作品、中学校6作品を入賞とさせていただきました。

各種団体審査員:
井上 和則 京都少年鑑別所 所長
木俣 紀子 左京区社会福祉協議会事務局長
京都府川端警察署
京都府下鴨警察署
風間 随成 左京更生保護協会 副会長
渡邉 正子    左京北地区更生保護女性会 会長
中林 五月    左京南地区更生保護女性会
古村   清      京都東ライオンズクラブ
出口   花      左京区BBS会 会長
溝脇 風子 小野 基紀  周藤 紗希  下山 海咲  左京区BBS会
上野   修      左京区薬物乱用防止指導員協議会 会長
阪部 彰浩 左京薬剤師会 会長
保護司審査員:
鞍谷 秀郎  橋本 周現  上野 修  椹木 稔  柴田 敬子  佐伯 知彦   信ケ原 雅文
岩渕 信明  久保 優佳  大西 繁雄  藤田 洋司  柴田 基慶
(掲載順不同・敬称略)
審査はコロナ対策のもと、消毒・検温・マスク着用をお願いし、
厳粛な雰囲気の中、小学校の部審査を午前から、中学校審査を午後から実施いたしました。
学校担当保護司の先生をはじめとする関係者の皆様方に対しまして深く御礼を申し上げます。

 

京都市立洛北中学校 薬物乱用防止出前授業

令和4年11月30日(水)午後2時15分~3時05分
京都市立洛北中学3年生に対しコロナ禍に配慮し、薬物乱用防止啓発ビデオを制作させていただきました。当日は中学3年生約270人へビデオを使った薬物乱用防止授業を実施していただきました。
近年の薬物事犯は、ネットを通じての事例が多く、残念なことではありますが、
先輩や身近な友達からの薬物への誘いが多く報告されています。
そこで、このビデオでは、「薬物使用を誘われたらあなたはどうしますか?」と題して
京都大学の学生さんや、洛北中学校の先輩OB、更生保護女性会のご協力を得てロールプレイで練習をして頂きキッパリと断る練習をしていただくことを目指しました。
キーワード:
薬物をすすめてくる人に対しては、
先輩であれ、知り合いであれ、断固大きな声で断る。
授業で使われたビデオはYouTubeでご覧いただけます。

授業中はビデオ制作関係者が廊下から授業の様子を見せていただきました。

本年度は8月に洛北中学校より出前授業実施の要請を受け、出前授業の内容、
参加者への協力要請、ビデオ収録の打ち合わせを行いました。
・8月23日17:00〜洛北中学校 3年生学年主任の先生と対面打ち合わせ
・10月25日20:00 出演者ZOOMで打ち合わせ
・10月29日20:00 撮影に関してのZOOMで打ち合わせ
・11月4日15:30 洛北中学校訪問ビデオ収録前の対面打ち合わせ
洛北中学校学年主任の先生との打ち合わせ
ロールプレイのシナリオ制作:BBS会様・保護司会
薬剤師会様には薬物に特化した授業を依頼。
ビデオ全体のシナリオ、ロールプレイのシナリオが確定したので、
11月7日 16:30~20:00更生保護サポートセンターでビデオの収録を実施。
保護司で洛北中学校OB加納先生がビデオ撮影・編集をしてくださいました。
ビデオ撮影風景

少年の薬物事犯、検挙・補導件数は多くはありませんが、その大半が大麻事犯だと報告されています。ご協力いただきました皆様は、一人でも青少年の薬物被害をなくしたいという強いお気持ちで、ボランティアで参加いただきました。

薬物乱用防止ビデオ出演者:(掲載順不同・敬称略)
左京薬剤師会:中川 直人  ・  藤田 洋司
薬物乱用防止指導員協議会:上野 修
BBS会:出口 花 ・ 車 成輝
左京北地区更生保護女性会:山田和子 梅原慈子
洛北中学校OB保護司:加納正博・天鷲忠勇、岩渕信明
左京区保護司会 鞍谷秀郎 信ヶ原雅文
シナリオ制作:椹木稔 ・上野修
ビデオ撮影・編集:左京区保護司会理事 加納正博
文責:左京区保護司会副会長 椹木 稔
左京区保護司会副会長 上野 修

令和4年「社会を明るくする運動」鞍馬小学校あいさつ運動

8月26日(金) 7:50〜 鞍馬小学校にて

左京区保護司会からは初めて鞍馬小学校に寄せてもらいました。階段を上ったところに校舎があります。子どもたちの殆どが叡山電鉄で登校してくるため、駅の方角から続く歩道橋を渡って小学校に入ってきます。その歩道橋からも見えるようにと社明君はあちこち移動。子どもたちは、初めて出会う「社明君」に驚きで少し恥ずかしそうにしていました。近づくと大きい社明君。「おはよう」の声も恥ずかしそうでしたが、近くによって声をかけてくれました。今度は校庭に移動した社明君。ボール遊びの子どもたちも社明君に寄って来てくれて大変嬉しそうでした。「明日も来てほしい。」と言ってくれる子どもたちに私たちも笑顔になりました。

 

 

参加保護司
山口・堀内・川見・佐伯・松本・久保

保護司以外の参加者
鞍馬小学校校長・教頭先生・教員

文責:鞍馬小学校

第72回「社会を明るくする運動」北白川地域ミニ集会

日時:令和4年8月7日 14:30〜16:30
会場:北白川小学校ふれあいサロン
講師:澤田清人(左京区保護司会保護司)
題名:「学校は社会の縮図」
~しんどさを抱えながらも子どもたちは頑張っている~

❖講師略歴
1961年2月6日 京都市左京区北白川に生まれ

京都教育大学卒業後、京都市立洛東中学校教諭として着任(1984)され、京都市立弥栄中学校で教頭時代(2004~2005)に人権劇の取組がNHK教育TV(わくわく授業)、総合TV(人間ドキュメント)で紹介される。

2007年 京都教育大学大学院連合教職実践研究科「授業力高度化コース」講師
2009年 立命館大学非常勤講師「道徳教育の研究Ⅰ」担当
2010年 京都市立花山中学校校長
2015年 京都市立向島中学校校長
2017年 京都市立二条中学校校長
2021年 保護司拝命、左京地区に配属
2022年 京都産業大学教職課程教育センター職員 京都文教大学非常勤講師

 
司会高橋保護司あいさつ           澤田清人先生 講演

今回の講演にあたり、講師の前面に飛沫防止の透明シートを設置させていただきました。
コロナ禍ですので、マスク着用での講演が常となっていますが、講演内容から、講演中の表情も見ていただくことが重要と考えたための処置です。

❖講演依頼の経緯
5月29日(日)、元新洞小学校のふれあいサロン室において北白川、葵・下鴨地域が合同で「新任保護司を囲む座談会」を開催しました。昨年11月に北白川地域の保護司として就任された澤田清人先生は中学校の教諭から教頭、校長と歴任され、学校現場での豊富なご経験を座談会でお話しいただきました。これこそ北白川ミニ集会の講演テーマに相応しい!と考え、懇親会で依頼したところ即快諾をいただいた次第です。

① 中学生の姿 道徳の時間の様子から(スクリーン静止画像)
講演は、中学生の道徳(主題「前向きな生き方/教材:「新しい夏の始まり」「明日を生きる 3」日本文教出版)の授業の様子をスクリーンに映し、その視聴から始まりました。

② 教育実践の裏側
「児童虐待(性的虐待)」「保護者の薬物依存(逮捕歴有)」という2つの事例を紹介されました。ここでは、「虐待が発覚したきっかけ」「子どもに対する保護処置及び保護者への対応」「それ以降の経過」についての具体的な説明がありました。このような問題が起こった場合、過去の苦い経験(保護者による常軌を逸した抗議行動)から慎重論も出るなか、“学校長の責任として腹をくくらなければならない”、つまり学校として原理原則を遵守(警察・児童相談所への通報)する毅然とした対応が必要であることを強調されました。

詳しくはこちらから

第72回「社会を明るくする運動」4地域合同ミニ集会

日時:令和4年7月29日 19:00~20:30
会場:元新洞小学校 1階第2会議室
演題:「身近に存在するジェンダー」
講師:寺町晋哉氏(宮崎公立大学准教授)

【講師プロフィール】
宮崎公立大学准教授 専門はジェンダーと教育
<著書>
・『〈教師の人生〉と向き合うジェンダー教育実践』晃洋書房
・「性別」があふれる学校は変われるのか
松岡亮二編著『教育論の新常識』中公新書ラクレ(分担執筆)
・「性別」で子どもの可能性を制限しないために
中村高康・松岡亮二編著『現場で使える教育社会学』ミネルヴァ書房(分担執筆)

新洞・川東地域を主催として4地域合同のミニ集会を行いました。
当日はZOOMを使用し、講師の寺町氏には宮崎よりリモートでご講演いただきました。会場参加者の手指消毒・検温はもちろんのこと、主催者他の挨拶は飛散防止透明シートを張った席より行うなど、感染防止対策を徹底して行いました。事前にZOOM通信テストを念入りに行ったにもかかわらず、講演会開始直後に機器トラブルでしばらくZOOMが繋がらないアクシデントもありましたが、講師の寺町氏と会場参加者のご協力で再開できました。

【講演内容】
ジェンダーとは?
ジェンダーの定義:「私たちは、さまざまな実践を通して、人間を女か男か(または、そのどちらでもないか)に〈分類〉している。ジェンダーとは、そうした〈分類〉する実践を支える社会的なルール(規範)のことである」

ジェンダーの定義についての説明のあと、日常には様々なジェンダー・バイアス(ジェンダーに基づく偏見や、その結果として性別構成比が偏ること)が潜んでいることを解説いただきました。
例えば学校に潜むジェンダー・バイアスとしては、「男子は理系、女子は文系」という認識や、「体力に男女差はある」という認識があります。これに対して様々な調査結果のグラフで、理数系科目の学力は男女差がないか、あってもごくわずかな差であることや、集団の平均値と最高値で「体力」に男女差はあるが、多くの男女は体力テストの結果が重なっていることを示していただきました。

また、学校の様々な場面やものやことが「自然」を装いながら「男女で区別」されています。整列する際に男女別で並んだり、「君」や「さん」といった教師からの呼称など、一つ一つはささいなことですが、常にありとあらゆる場面で「男女を区別」し続けることは、「男女は異なるものを持ち、異なる扱いをうける」ことが「自然」であることを児童生徒が無意識のうちに学んでしまいます。性的マイノリティ(「LGBT」)についても、社会の想定する「普通」からはじき出されてしまう性のあり方を生きることで、様々な困難を抱えていることを知りました。

ではどうすればよいのか。身近なジェンダーに対しては、少し立ち止まって「性別」情報やジェンダーに注意してみることや、「失敗」は仕方ないので、その都度反省していくこと、性的マイノリティに対しては、ジェンダーや性の「普通」に基づいた言動や運営を行わないこと、見直すこと、当事者から相談を受けた場合は聴く・知る・つなげる、避けるべきことは、決めつけない、広めない(共有しない)こと等を教えていただきました。

難しいテーマではありましたが、とても分かりやすいお話で、会場の参加者も共感できる内容でした。活発に質疑もあり、それに対しても丁寧にご回答いただきました。

主催:新洞・川東
共催:岡崎、浄楽・錦林東山、吉田・聖護院
後援:新洞連合会、新洞社会福祉協議会、新洞民生児童委員協議会、
新洞少年補導委員会、新洞女性会
【参加保護司】12名
信ケ原雅文 中林五月 中井京子 橋本周現 川見善孝 繁田彰 村上ますみ 堀内寛昭 久保優佳
澤田清人 市川悦子 鈴木美智子
【保護司以外の参加者】17名
新洞消防分団1名・新洞女性会11名・新洞民生児童委員協議会2名
左京南地区更生保護女性会1名・新洞共同募金会1名・新洞社会福祉協議会1名

参加者総計29名

文責:鈴木美智子

令和4年「社会を明るくする運動」市原野小学校あいさつ運動

7月15日(金) 7:45〜8:30 市原野小学校運動場にて

この日の天気は曇りで今にも雨が降ってきそうな様子に、校舎の近くで挨拶運動を実施しました。校門からすぐに「社明君」が目に飛び込んできます。子どもたちは嬉しそうに「知ってる。社明君やろ?」社明くんに駆け寄り、元気に「おはよう」と挨拶してくれました。市原野小学校にはPTAキャラクターの「いちた君」がいます。いちた君も校長先生に抱っこされて、一緒に挨拶してくれました。「帰りもいてくれるかな」と話しながら、校舎に入っていく子どもたち。子どもたちの元気な様子に、いつもこちらも励まされます。ここ数年の挨拶運動もあって、社明君がいてくれることで「保護司」の存在も覚えてもらってきています。校長先生も毎日でも来てほしいとおっしゃってくださいました。また是非寄せてもらいたいと思っています。

 

 参加保護司
山口・村上・堀内・大西・川見・藤田・佐伯・松本・久保

保護司以外の参加者
市原野小学校校長・PTA本部役員2名

文責:久保優佳

令和4年「社会を明るくする運動」北白川小学校に社明くんがやって来た!

7月14日(木) 北白川小学校正門にて 朝のあいさつ運動

今回の「朝のあいさつ運動」は、 7月12日の第三錦林小学校からはじまり、4日間連続のなかで、北白川小学校へは3日目に登場しました。
「“社明くん”知ってる、去年も来てたー」という子どもたちの歓迎の声に囲まれて、明るく元気に「おはようございます!」のあいさつが交わされました。

 

 参加保護司
堀内寛昭・隠塚功・伊藤恵子・久保優佳・川見善孝(京の社明くん)

保護司以外の参加者
PTA本部役員3名

文責:堀内寛昭

令和4年「社会を明るくする運動」錦林小学校あいさつキャンペーン

7月13日(水) 7:45〜8:30 京都市立錦林小学校 エントランスにて開催
二ヶ所の門があるため校舎前で挨拶運動を行う。そのため背後から登校する児童は遠巻きに見ているが、友達に誘われ社明くんの所へ。児童数も多いため社明くんがもみくちゃになる場面も。ここでも社明くんの人気は凄い。誰もが社明くんを見たら笑顔になるから不思議。ランドセルを教室に置き、また戻ってきて社明くんにひっついている。「一緒に教室に来て、一緒に勉強しよう」と手をとる児童達に、危うく連れて行かれそうになるくらい皆に喜んでもらえた。
挨拶運動で私達、保護司の方が笑顔と元気をもらったような気がする。

 参加保護司
村上ますみ・堀内寛昭・久保優佳・中林五月・中井京子・鈴木美智子・川見善孝(京の社明くん)

文責:中林五月
写真:久保優佳・堀内寛昭

令和4年「社会を明るくする運動」第三錦林小学校あいさつキャンペーン

7月12日(火) 7:45~8:30 第三錦林小学校 正門にて 朝のあいさつ運動

校長先生と共に校門で児童の皆さんを迎える。京の社明くんを見つけると皆さんの顔がパーッと明るくなる。高学年はニコニコ照れくさそうに挨拶を交わすが、低学年は社明くんに抱きついたり、時にはパンチをしてみたり。「どこから来たの?」「中に誰が入ってるの?」など興味津々。社明くんにも大きな声でご挨拶してくれ、校長先生と共に記念撮影に収まり大喜びして頂きました。

「今日も頑張りましょう」との声かけに名残惜しそうに教室へと入って行った児童達。
「また来るね」の言葉に元気に手を振ってくれました。

 

 
参加保護司
繁田彰・堀内寛昭・中林五月・川見善孝(京の社明くん)

文責:中林五月
写真:繁田彰・堀内寛昭

令和4年「社会を明るくする運動」下鴨中学校あいさつキャンペーン

7月8日(金) 8:00~8:30 下鴨中学校 北校舎前グランドにて 朝のあいさつ運動

昨年同様啓発グッズ無しで、北校舎前に“あきまへん”垂れ幕和英版と南北校門に社明旗を掲げ、生徒会、委員会と共に、大勢で“おはよう”の声掛けを行い、登校の生徒たちも、伸びやかに応えてくれた。最後、生徒会の生徒たちは、社明くんと記念写真も教頭先生に撮ってもらうほど、明るいあいさつ運動が出来た。

 

参加保護司
葵・下鴨:和田、藤田、村上  市原野:佐伯、久保  松ケ崎:山田  社明くん:川見

保護司以外の参加者
北更生保護女性会:宮崎

文責:村上ますみ
写真:久保優佳・佐伯知彦・村上ますみ