更生保護施工75周年記念 京都府更生保護大会

更生保護施工75周年記念 京都府更生保護大会
令和6年10月29日 京都テルサホール

12時20分〜 記念講演会に続き顕彰式典が開催されました。
左京区保護司会から

石塚実先生 隠塚功先生が法務大臣表彰を受賞されるなど

長年の更生保護活動に対し表彰状が授与されました。

また、長年に渡り左京区保護司会活動に対し援助をしていただいています
公益財団法人 京遊連社会福祉基金に対し、
”社会を明るくする運動”京都府推進員会委員長感謝状がが授与されました。

令和6年度施設参観と社会見学会の実施

1 日時 令和6年10月29日
2 場所 京都府立淇陽学校と日吉ダム
3 参加者 左京区保護司会   鞍谷副会長以下  保護司17名
4 左京区保護司会では令和6年度の施設参観と社会見学会を10月29日に実施しました。

午前中は京都府立淇陽学校で大辻学校長から施設や入所児童などの説明を受け校内見学をさせていただきましたが、子ども達への生活支援、状況に応じた学習支援、心理サポートの取り組みなど職員一丸で推進されていることを感じました。

 

昼食後、午後からは日吉ダムに移動して淀川水系総合開発の一環として建設されたダムを見学し、治水を含めた水資源開発から完成までを勉強しました。
今回の施設参観と社会見学は本当に有意義な一日で保護司個々の見識を大いに高めたものでありました。

 

写真;柴田 敬子
文責:繁田 彰

第74回社会を明るくする運動左京区作文コンテスト審査会

日 時:9月7日(土) 10:00~15:00
場 所:元新洞小学校1階会議室

今年度は左京区内の市立小学校20校の内19校、市立中学校8校の内8校の合計27校から、1651作品(小学生1028作品、中学生623作品)の応募をいただきました。
土曜日の審査会にも関わらず、森元  正純左京区長、渕上  康幸 京都少年鑑別所 所長をはじめ、各種団体の先生方、保護司の先生方が参加してくださいました。

午前小学校の部18名・午後中学校の部19名で厳正な審査を行いました。審査の結果、小学校10作品、中学校6作品を入賞とさせていただきました。

各種団体審査員:(順不同・敬称略)
森元 正純 左京区長
渕上 康幸 京都少年鑑別所 所長
木俣 紀子 左京区社会福祉協議会事務局長
島田 英嗣 京都東ライオンズクラブ 会長
鞍谷 秀郎 左京更生保護協会 副会長
京都府川端警察署(後日審査)
京都府下鴨警察署(後日審査)
宇田川 英子 左京北地区更生保護女性会 会長
山川 美枝子 左京南地区更生保護女性会 副会長
左京区BBS会 野平  ひかり、足立  知佳、永目  朔哉
上野  修  左京区薬物乱用防止指導員協議会 会長

保護司審査員:(順不同・敬称略)
上野 修   椹木 稔   鞍谷 秀郎
柴田  敬子 加納  正博 堀口  廣
森脇  須巳    梶田  大介 中島  正裕
三品  美紀 柴田  基慶 山中  牧子 島津  昌子

作文を期日までに集めていただきました学校担当保護司の先生をはじめとする関係者の皆様方に対し、深く御礼申し上げます。BBS会の皆様には入選作文のデジタル化をお願いし、快く引き受けていただきました。感謝!!

左京区作文コンテスト表彰式は
令和5年11月30日午後1時30分〜15時30左京区役所で開催いたします。

審査会担当:椹木  稔  副会長  加納  正博  犯罪予防部会部会長
BBS会 野平  ひかり、足立  知佳、永目  朔哉

第74回社会を明るくする運動左京区公開講演会

日時:8月4日 13:30〜15:30
会場:左京区役所一階大会議室
演題:「児童養護施設の子どもたちと出会って」
講師: 井上新二先生  (社会福祉法⼈カトリック京都司教区 カリタス会理事長)
左京区公開講演会では、児童養護施設京都聖嬰会 前施設長の井上新二氏を講師にお招きして、
「児童養護施設の子どもたちと出会って」というテーマでご講演をいただきました。

講演会に先立ち
京都保護観察所藤⽥ 博所⻑様から、社会を明るくする運動左京区医推進委員長
森元 正純左京区長に内閣総理⼤⾂からのメッセージの伝達が行われました。

講演会では、先生が普段子どもたちに接しておられる話し方:声を荒げることなく、穏やかで、ゆっくり、分かりやすい言葉で講演をしていただきました。

両親の加護を受けることができず児童養護施設に入所している子どもたち。誰一人置き去りにしないために過去から未来に子どもたちに寄り添う。
過去:子どもの歩んできた道筋に寄り添う。生い立ちに寄り添う。
現在:子ども自身の現状と課題に寄り添う。
将来:子どもの将来に寄り添う。
児童養護施設の子どもたちに寄り添い、子どもたちの思いと願いを知り、それぞれの子どもたちに対して取組を行っていくことの大切さを学びました。
当日は猛暑にも関わらず90名もの参加者(保護司23名含)があり井上先生のお言葉を最後まで熱心に聞いておられました。

当日参加頂いた来賓者・主催者

講演会は上記YouTubeから視聴できます。

コロナの11波と言われる中の講演会でしたので、検温、消毒、マスク着用をお願いして入場いただきました。
左京区更生保護女性会・左京区BBS会の皆様には会場設営、受付、誘導など大変お世話になりました。

ビデオ:加納正博 犯罪予防部会長
写真:岩渕 信明 左京区保護司
文責:椹木 稔  左京区保護司会副会長

 

第74回「社会を明るくする運動」3地区合同ミニ講演会

日時:令和6年7月26日(金) 19:00~20:20
会場:元新洞小学校 1階 第2会議室
講題:「学校は社会の縮図」~“しんどさ”を抱えながらも子どもは頑張っている~
講師:澤田清人氏(京都光華中学校・高等学校校長/保護司)

今回は、新洞・川東、岡崎、吉田・聖護院の3地区合同でのミニ講演会としました。
講師に京都光華中学校・高等学校校長であり、左京区保護司でもある澤田清人氏をお迎えし、「学校は社会の縮図」~“しんどさ”を抱えながらも子どもは頑張っている~と題してご講演いただきました。

【講師略歴】
1984年 京都市立中学校に新規採用される。
1987年頃「同和教育」と出会ったことで教育観が大きく変わり、「人権劇」の創作と上演の活動を始める。
2010年より京都市立花山中学校、向島中学校、二条中学校の各校校長を勤める。
2021年より京都市教育委員会教員養成支援室 専門主事に就任。
2023年より京都光華中学校・高等学校校長に就任(現職)
<著書>
「明日の教室」(共著)ぎょうせい
「学校で学びたい日本の偉人」(共著)育鵬社
「中学道徳」教科書『明日を生きる』(著作者一員)日本文教出版
「子どもたちのために教師ができること」育鵬社
<その他>
2004年12月NHK教育TV「わくわく授業」
2005年2月NHK総合TV「にんげんドキュメント」に出演。
※内容はともに「人権劇」の創作活動を通しての集団作りや人権問題に関するもの。

【内容】
はじめに1枚の写真が映し出されました。それは澤田氏が赴任した年に入学した生徒たちが卒業して成人式の夜、初めての同窓会での写真でした。厳しい家庭環境のなかで暮らす“しんどい学年”であり、圧倒的に大学生の数が少ないといいます。それでも明るい笑顔で写る卒業生たちに逞しく生きてほしいとの澤田氏の願いが感じられました。

次に教育実践の裏側での事例をお話いただきました。
事例1-児童虐待(性的虐待)
事例2-保護者の薬物依存(逮捕歴有)
事例3-校長1年目のこと

最後に動画が上映されました。

詳しくはこちらから

参加者総計40名
地域幹事:信ヶ原雅文 梶田大介 鈴木美智子
文責:鈴木美智子

第74回養正養徳学区社会を明るくする運動ミニ集会

日時:令和6年 7月21日 (日曜日)
時間:13:30~15:00
場所:無礙光院 高野清水町65番地
テーマ:「地域ボランティアに関わる人の心の健康を考える」座談会

私達、地域ボランティアに携わるひとは要支援者の人権や保護について研修等で学ぶ機会は多いですが、自らの心のしんどさについて解消する手立ては各自で探らなければならない様に思います。そこで心の健康を考えるというテーマで座談会にして参加者の皆さんに多忙な中での活動で生じた苦労話や心の持ち方などをお話しして頂きました。
 まず企画立案者が自分のボランティア活動の悩みを発言。家事や仕事が多忙になるにつれて活動する気力がでない、会合に出席したいが体調不良になってしまう。過去の支援対象者との関係で失敗した記憶が辛く活動を続ける自信が無い等々。
 この様な状態は支援者の病とも言われる「燃え尽き症候群」の諸症状に当てはまるのだと知り、参考のため参加者に資料を作り配布させてもらいました。
 その後は席順に参加者全員に発言頂きました。複数の方から自分と要支援者との関係においては線引きが必要であるとの発言があり資料の記述とも合致してしていて納得し、「焦らない」「無理をしない」という心がけも自身の心の健康を守るのに大切だと教えて頂けました。
 また予期せず大きな役職に就いてしまい責任が重いと正直な思いを話してくださった方、会長職を兼任しながら会議や人との関わり自体を楽しんでいる方など、皆さん各々に語って下さいました。ベテランの方は長く続けていくための秘訣をお持ちなのだと思いました。
 講師無しのミニ集会は初めての試みでしたが参加者の皆さんの言葉には温かみがあり、地域を良くしよう、人の役に立ちたいという気持ちが感じられ、改めて良き地域、良き人に恵まれていると感じました。
文責:阪口美幸
参加者 敬称略
浅井吉弘 養正市政協力委員連絡協議会会長
冨田光代 下鴨少年補導委員会養徳支部長
上野修  左京保護司会会長
木村辰男 養正保護司会
柴田基慶 同上
千葉明  同上
藤田洋司 養徳保護司会
阪口美幸 同上
宇田川英子 更生保護女性会会長
平真順   養正更生保護女性会
渡邉正子  前更生保護女性会会長
渡邊公美  元更生保護女性会会長
大原美智子 更生保護女性会

2024 社会を明るくする運動・叡麓地区ミニ集会

日時:2024 年 7 月 19 日(金)14:00~15:30
場所:京都市立八瀬小学校ランチルーム
「イマドキのこどもわかものを語り合おう」セッション
話題提供
学校の現場から(八瀬小学校岡崎校長)、
少年鑑別所で出会う少年たち(京都少年鑑別所明星氏、岸本氏)、
児童虐待の状況(京都府家庭支援総合センター児童虐待 DV 防止連携員北川)

IT 化や家庭の多様化により、こどもや若者を取り巻く環境は大きく変化しています。
とくに格差社会の中で、弱者において差別や社会的孤立等の問題が、こどもたちの育ちに大きな影響を及ぼしています。そのようななかで子育ては単なる家庭の問題だけでなく、地域全体で支え合うことが求められています。

本セッションでは、こども若者に関わる専門家の方々に現代の子どもたちの課題と現状を話していただく中で、参加者が子どもたちや若者の課題をより深く理解し、地域の役割と支援の重要性を考える機会を設けました。特に、会場となる八瀬地区は、新任保護司の紹介と地域住民への更生保護の理解をいただくきっかけになればと考えました。

当日は、平日昼間にもかかわらず満員になるほど多くの方々が来られ、熱心に登壇者の話を聞いている様子がうかがえました。フリートークでは、こどもたちの置かれている現状を自分ごととして言葉に出してくださり、会場全体が温かい雰囲気に包まれました。
虐待や非行と全く縁のないような、のびのびとした少人数の小学校で、地域のことや子どものことを真剣に話し合う機会ができたこと、保護観察についても多くの質問があり、住民の関心の深さを感じました。上野会長、椹木副会長からの心に響く講評も相まって、今後、各種団体と連携し新しい地域活動が始まる予感がしました。

参加者:32 名 八瀬地区更女 2 名、八瀬地区 13 名、上高野更女 7 名、保護司 5 名他
スタッフ:保護司(牛江、藤井、北川、島津、石田)更女(佐竹)
参加者からのメッセージ
保護司とはどういうものか何をしているのか聞けて良かった

文責:北川美里 (左京区保護司会協力組織部会長)

 

第74回 「社会を明るくする運動」岩倉地域3学区合同ミニ集会開催

日時:令和6年7月6日(木)10時00分~11時30分
場所: 岩倉地域交流センター会議室
講師: 信ヶ原雅文(しがはら まさふみ)先生
演題:宗教活動と福祉活動を通して「寄り添うこととは」
檀王法林寺住職・左京区保護司の信ケ原雅文氏を講師にお招きし「寄り添い」をキーワードにして、檀王法林寺が行ってきた福祉活動についてお話していただいた。

興味深かったのは、夜間保育のお話。
地域で夜のお仕事をする人が多く、夜、子どもを預かって欲しいという地域の要望に応えて、昭和27年に、檀王保育園の園長宅で子どもを預かり、昭和30年に京都市の支援が始まり、昭和31年に京都市が夜間保育園を認可し、昭和56年に府が認可するまで、長い時間がかかりました。全国に先駆けて、地域の保護者の願いに寄り添い夜間保育を始められたことは素晴らしいことだと思います。京都市の社会福祉活動における素晴らしい財産だと思いました。

檀王法林寺が様々な活動の多さとそれぞれの活動が、地域の方の願いに寄り添ってきたことに驚きました。このような活動ができているのは、檀王法林事寺を開創された袋中上人以来、ずっと大切にされていた寄り添いの理念が脈々と受け継がれてきたからだとわかりました。
ご講演を聞かせていただいた人は、どのような寄り添い活動ができるのか、考え、実践していくことで、社会を少しでも生きやすい社会にし ていくことが求められているのだと思いました。

当日は、岩倉3学区から60名の参加がありました。
当日の講演はYouTubeで視聴いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=eZK-rFEmg8Q

当日の参加いただきました団体役員の方々
参加保護司・更生保護女性会

司会:大西繁雄
ビデオ撮影・編集 : 加納正博
写真・文責:椹木稔

 

 

 

 

 

 

第74回 社会を明るくする運動 in 修学院中学校

概要  中学校の昼食時の校内放送にて”社会を明るくする運動”を全生徒に知ってもらう。
    これからの社会を担っていく中学生の皆さんに社明運動を知ってもらい、
    運動の一環である作文コンテストへの多くの参加を募りたい。
日時  7月4日(木)   12:45~12:55
    7月8日(月)   12:45~12:55
内容  保護司からの説明等を放送部主体で進行していただく。
    ”1日目:社会を明るくする運動と保護司活動について。
      作文受賞者1名が自作分を朗読する。”
    ”2日目:左京区長様からの中学生へのメッセージを流す。
      作文コンテスト参加の意義について。74回ポスターに書かれている詩を朗読する。
経緯  ” 5月28日: 地域打合せ。左京区長様からのメッセージをいただけないか。
                     時間配分や内容について検討。 “
    ” 5月29日: 修中・校長先生に電話にて事前確認。昨年同様の活動で合意した。
    ” 6月 8 日: 地域打合せ。左京区長様からのメッセージが可能になったことを
                         共有。放送当日の内容を詰める。
               ” 6月12日: 修中にて学校長と打合せ。
               ” 6月27日: 左京区役所へ。左京区長様に修中生への社明運動についてのメッ
            セージの録音をしていただく。
               ” 7月 1 日: 修中にて放送部員・顧問の先生と打合せ。2日目の詩の朗読につい
                          て放送部員にお願いする。進行の確認。
               ” 7月 4 日: 本番1日目。予定通り進行できた。
               ” 7月 5 日: 本番2日目。予定通り進行したが、放送が流れていないことが判明。
                                     翌週月曜日に再度行うことで対応することに。
                ” 7月 8 日:本番2日目。予定通り進行できた。
                ” 8月26日:地域打合せ。今回の反省会を行った。
【作文募集への対応】
1.作文用原稿用紙の全生徒数分を学校にお渡しした。
2.作文コンテスト案内チラシを全生徒数分をお渡しした。
3.応募作品より3作品選出は保護司側で行うこととした。
学校側では作品選別の基準が分からないので、基本的(国語的)な選別
を行った後は保護司側で選出をお願いしたいとの要望があった。
昨年は180作品を保護司側で3作品選出した。

文責:中島正裕(修学院地域代表)